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製品お取り扱い上のご注意

【切削加工を行う上での注意点】

  • 炭素繊維には導電性があるため、飛散などにより電気機器の故障が生じる恐れがあります。
  • 本製品を切削加工すると導電性の粉塵が発生し、工作機械の電装系に付着すると故障が生じる場合があります。
    また、発生する粉塵により粉塵爆発が発生する恐れがありますので、切削加工を行う場合は、粉塵対応(吸塵・除電・電装系保護カバーを施した)装置で行なってください。
    併せて、粉塵マスクの着用を推奨いたします。
  • 本製品の切削粉や切板を処分する際は、産業廃棄物として処理をお願いいたします。
  • 本製品は導電性がありますが、ワイヤ放電加工はできません。
  • 炭素繊維が硬い素材のため、超硬切削工具寿命は鋼材より短くなります(約1/2)。
    CBN工具以上を推奨いたします。
  • 成形したままのプレート表面は樹脂のスキン層があるため、加工を行う場合はフライス加工によりスキン層を除去してください。

【製品の構成部品として導入される際のご注意】

  • 本製品に含まれている炭素繊維は輸出貿易管理令別表第一の1-15項に記載貨物に該当するものがあります。
    そのため、取り扱い上適切な法的手続きを行なってください。
  • 本製品は炭素繊維不織布を厚み方向に積層しているため、厚み方向に対して横方向からの荷重に弱くなります。
    外荷重は厚み方向と同方向に掛かるようにご使用ください。
  • 本製品の剛性はアルミの1/2、鋼材の1/6となりますので、荷重に対して金属素材より大きな歪が発生します。
    金属素材からの置き換えを検討される場合は、特性値に合わせた設計をお願いいたします。
  • 本製品の疲労強度は、最大耐荷重の50%程度(約200MPa)となります。
    長期でご使用される場合は、疲労強度を超えない荷重でご使用ください。
  • 本製品のガラス転移温度Tgを超える温度環境でご使用されると変形が発生しますので、Tgよりも十分な温度マージンを持った環境でご使用ください。
    また、長期の使用におきましては、高温環境下でクリープ現象(製品の不可逆的なひずみ)が発生しますので、最大使用温度よりも更にマージンを持たせてください(現状では50℃、1,000hrs、静荷重3MPaで0.01%以内のひずみです)。
  • フェルト状の炭素繊維を積層しているため、繊維模様が局所的に強調される場合があります。
  • 本製品は、摩擦などにより微量の粉塵が発生する恐れがあります。粉塵に対してリスクのある用途でご使用を検討される際は、塗装などで対策していただきますようお願いいたします。
    例:食品関連設備 クリーンルーム など
  • 記載しておりますデータは代表的な測定値であり、保証値ではありません。

【その他】

  • 樹脂成分は熱硬化性樹脂を使用しておりますので、熱可塑性樹脂のような熱プレス加工はできません。